エアセル・オーナメントを作ろう!

通販で何かを購入したときなど、梱包材として気泡緩衝材が入っていることがあるかと思います。多くの家庭では、そのまま気泡緩衝材はそのままゴミ箱に直行してしまうことでしょう。
今回は、ぷちぷちやエアキャップ、エアセルマットなどと呼ばれる気泡緩衝材の端切れを使って、子供でも楽しめる飾り(オーナメント)を作ってみましょう。
なお、アイロンを使いますので、必ず大人と一緒に楽しんでくださいね!!

※記事中の写真はすべてクリックで拡大します。

株式会社和泉では、過去幼稚園児によるクリスマスの飾り付けや、千葉県流山市で行われた光の洞窟など、一緒に気泡緩衝材エアセルマットを使った、お子様の工夫や創造性を育むさまざまな工作をご紹介してきました。
これまでご紹介してきたエアセル工作は、大きくある程度の量のエアセルマットを必要とするものでしたが、今回のエアセル・オーナメントは、ちょっとした端切れで工作することができます。

なお、本記事でエアセル・オーナメントを楽しんでくれたのは、日野市立平山小学校の「ひのっち」に参加している皆さんたちです。平山小学校は、以前お届けした防災教育「生き抜く科」記事でもご協力いただいています。

簡単にご説明すると、紙などで作成した飾りをエアセルマットで挟み込み、上からアイロンをかけて熱接着させる飾り(オーナメント)です。

では、その作り方をご案内しましょう。

エアセル・オーナメントの作り方

◇用意するもの

  • エアセルマット 2枚
    端切れで良いのですが、最低でも10cm角くらいの大きさ以上のものが作りやすいです。

  • アイロンとアイロン台
    アイロンは必ず大人と一緒に使いましょう!

  • クッキングシート

  • 飾り
    色紙などで飾りを作ったり、ビーズやストーン、シールなどをご用意ください。
    多少厚みがあっても大丈夫です。
    また、フィギュアのような立体的なものも、工夫次第でオーナメントにできます(※後述します)。

◇作り方

  1. アイロン台とアイロンを用意します。
    アイロンの温度設定は、中温~高温で。エアセルマットの厚みやアイロンの性能によって適切な温度は変わりますので、試してみてください。なお、スチームはやけどの恐れがありますので、絶対に使用しないでください。

  2. アイロン台の上に、大きめにクッキングシートを敷きます。
    アイロン台にエアセルマットがくっつくことを防ぎます。

  3. クッキングシートの上に、粒面を上にしてエアセルマットを置きます。
    三層品は絶対に使用しないでください(接着しにくいです)。

  4. 飾りを並べます。なお表面を下にしたほうがきれいに仕上がりますので、飾りは裏向きに並べましょう。
    やりにくい場合は、いったんエアセルマットの上に飾りを並べた後、崩れないように両面をエアセルマットで挟み込み、裏返しにしても良いです。

  5. 今度は粒面を下にして、エアセルマットを置きます。
    飾りが二枚のエアセルマットに挟み込まれた状態になります。

  6. その上に、クッキングシートを敷きます。
    必ず飾りを挟み込んだエアセルマットが十分に隠れる大きさのクッキングシートを使用してください。

  7. アイロンをあてます。
    熱で気泡がぷちぷちと潰れる感触が伝わってきます。
    なお、アイロンのあて方が短いと上側/下側のエアセルマットが接着しませんが、逆にアイロンを長くあて過ぎると気泡の透明度が下がります。
    目視でエアセルマットの接着具合や透明度を確認しながら行うときれいに仕上がります。

  8. アイロンをかけ終わりましたら、クッキングシートを剥がします。
    熱くなっていますので、やけどしないように気をつけましょう。

  9. 必要に応じ、周囲をカッターなどで切り取ると、きれいに仕上がります。

なお、フィギュアなど立体的で厚みのあるものをエアセル・オーナメントにする場合は、周囲のフチの部分だけにアイロンをかけてください。フィギュア本体にアイロンをあてないように注意してくださいね。

 

皆さんの創意工夫で、ぜひ楽しいエアセル・オーナメントを創り上げてください。

エアセル・オーナメントの作り方 (動画)

フォトギャラリー

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