チャレンジ! Nintendo Switchで、運動不足を解消

 Nintendo Switchが大人気ですね!
 新型コロナウイルス禍での巣篭もり需要もあり、Nintendo Switchのハード台数売上は、7,987万台(2020年12月末現在)にまで拡大しています。

 今回は、Nintendo Switchにおいて人気を集める、新たなゲームジャンルである、フィットネスゲームに、当社東京営業所のメンバーが挑みます。

 さてさて、どうなることやら...

※記事中の画像は、すべてクリックで拡大します。

『Fit Boxing2』(フィットボクシング2)に挑戦

 まず、挑戦するのは、『Fit Boxing2 リズム&エクササイズ』です。

 Joy-Conを両手に握り、音楽に合わせてボクシングを行うゲームです。
 ジャブ、ストレート、アッパー、フックなど、多彩なパンチを繰り出せば、運動不足解消は間違いなし。
 後ほどご紹介する『リングフィットアドベンチャー』に比べると、心拍系フィットネスゲームとみなされているようですが。しっかりとパンチを繰り出せば、二の腕を中心に、腹筋、広背筋など、幅広く全身を鍛えることができます。

 『Fit Boxing2』の人気を裏付けているのが、個性豊かなインストラクターと、それを支える豪華な声優陣です。
 参考までに、インストラクターと、その声優をご紹介しましょう。

  1. リン:早見沙織
    『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(鶴見知利子〈つるこ〉)や『鬼滅の刃』(胡蝶しのぶ)など。
    筆者イチオシは、『宇宙よりも遠い場所』(白石結月)における、人間関係の距離感がつかめないアイドル役です。

  2. マルティーナ:上坂すみれ
    『中二病でも恋がしたい!』(凸守早苗)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(アナスタシア)など。
    上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業した才女ながら、痛すぎるロシア愛など、不思議ちゃん系タレントとしての活躍も目立ちます。

  3. ソフィ:小清水亜美
    『交響詩篇エウレカセブン』(アネモネ)、『スイートプリキュア♪』(北条響 / キュアメロディ)など。
    『Fit Boxing』シリーズでは、もっとも普通(...?)のキャラクターです。

  4. ラウラ:田中敦子
    ニコール・キッドマンの吹き替え、『寄生獣 セイの格率』(田宮良子)など。
    代表作は、なんと言っても『攻殻機動隊シリーズ』の草薙素子でしょう。
    大人の女性を演じることが多いですが、『Fit Boxing』シリーズでも、色っぽいラウラを演じています。

  5. エヴァン:中村悠一
    『マクロスF』(早乙女アルト)、 『FAIRY TAIL』(グレイ・フルバスター)、『絶対可憐チルドレン』(皆本光一)など。
    『Fit Boxing』シリーズでは、さわやかインストラクターです。

  6. ベルナルド:大塚明夫
    言わずとしれた、レジェンド声優のひとり。
    ドルフ・ラングレン、スティーブン・セガール、ニコラス・ケイジ、デンゼル・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソンなどの吹き替えを担当。
    アニメでも、渋い脇役として登場することが多いのですが、実は90年代に放送されていた、『楽しいムーミン一家』では、ムーミンパパ役を演じています。

  7. ジャニス(釘宮理恵)
    ここからは、『Fit Boxing2』から登場したキャラクターです。
    『十二国記』(泰麒、少春)、『鋼の錬金術師』シリーズ(アルフォンス・エルリック)、『キングダム』シリーズ(河了貂)など。
    美少女萌キャラから、少年まで、幅広い役を演じ分けることができる声優です。

  8. カレン(鬼頭明里)
    『鬼滅の刃』において、主人公の妹である「竈門禰󠄀豆子」(かまどねずこ)役でブレイクしました。
    なんとなく、『Fit Boxing2』のカレンは、鬼頭明里さんに似せてデザインする気がするのは、私だけでしょうか...?

  9. ヒロ(石田彰)
    『新世紀エヴァンゲリオン』(渚カヲル)、『ガンダムSEED』シリーズ(アスラン・ザラ)、『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(猗窩座)など。
    圧倒的な存在感を示す、レジェンド声優のひとり。
    『昭和元禄落語心中』シリーズで演じた、「有楽亭八雲」では、落語家という難しい役どころを見事に昇華させています。

 

 まず挑戦するのは、若林、遠藤のふたり。
 ちょっと緩めの体型の遠藤と、運動している感じがないのに、シュッとした体型を維持する若林。

 さて、ふたりの初フィットボクシングは...?

けっこう、さまになっている若林と、棒立ち気味の遠藤。

 けっこう、さまになっている若林と、棒立ち気味の遠藤。

しっかりとパンチを打ち抜いている若林と、明らかに打ち遅れている遠藤。

 しっかりとパンチを打ち抜いている若林と、明らかに打ち遅れている遠藤。

 若林が、センスあるんですよね~
 遠藤も、決して悪いわけではないのですが、若林と比べてしまうと...

 『Fit Boxing2』では、パンチを打つタイミングに合わせ、「JUST」「GOOD」「MISS」と3段階評価されるのですが。
 若林は、初めての『Fit Boxing2』で、JUST:88回、GOOD:20回、MISSは、なんとゼロでした。
 対する遠藤は、JUST:43回、GOOD:45回、MISS:20回でした。

 さて、次にチャレンジするのは、中崎と吉益、昭和生まれvs平成生まれの年の差コンビです。

ゲームが始まる前からやる気満々の中崎と、先輩の意気込みに苦笑する吉益。

 ゲームが始まる前からやる気満々の中崎と、先輩の意気込みに苦笑する吉益。

ふたりとも、しっかりとパンチを打ち抜いています。

 ふたりとも、しっかりとパンチを打ち抜いています。

中崎のネクタイと髪が舞っているのは、しっかりと腰から旋回させてパンチを打っているから。

 中崎のネクタイと髪が舞っているのは、しっかりと腰から旋回させてパンチを打っているから。

 

 ふたりとも、しっかりとパンチが打てています。
 リズム感も、初めてにも関わらず、けっこう良い感じ!

 すごいのは中崎ですね。
 しっかりと腰からパンチを打っているので、ネクタイと髪が暴れまわります。

 FitBoixng終了後、中崎の心拍は、なんと169!
 これだけ追い込めること自体、すごいです。

 中崎のスコアは、JUST:50、GOOD:27、MISS:3。
 対する、吉益のスコアは、JUST:63、GOOD:17、MISSはゼロでした。

 スコアで診ると、吉益が若さを発揮しましたね。

 

 さて次は、太田と、再び登場の若林です。

ふたりには、アッパーが登場するトラックを体験してもらいました。

 ふたりには、アッパーが登場するトラックを体験してもらいました。

動きもバッチリ!しっかりとシンクロしています。

 普段から運動をすることを意識している、太田。さすが、キレのある動きを披露します。
 ふたりの動きはまるでシンクロしているように、ぴったりです。

 

 『Fit Boxing』シリーズに限らず、Nintendo SwitchのJoy-Conに搭載された加速度センサーを利用し、タイミング判定を取る、格闘技系のエクササイズ、ダンス系のエクササイズは多数あります。

 ただ、パンチなどを打つタイミングを示すアクションパネルが分かりにくいものも多いです。
 その点、『Fit Boxing2』は、初めて体験する人でも、直感的に理解できるインターフェイスと、誰もがやりこめるエクササイズ構成で、他の格闘技/ダンス系のフィットネスゲームから、頭ひとつ抜けた完成度があります。

 さすが、発売からわずか1ヶ月で世界出荷本数が50万本を超えたゲームです。

『リングフィットアドベンチャー』

 次に挑戦するのは、『リングフィットアドベンチャー』です。
 新垣結衣さんのキュートなCMでお馴染みですね。

 『リングフィットアドベンチャー』も、新型コロナウイルス禍での巣篭もり需要に伴い、品切れまで引き起こした大人気フィットネスゲームです。
 2020年の家庭用ゲームソフト販売本数ランキングでは、『あつまれ どうぶつの森』に次いで、年間販売本数ランキング2位。なんと、累計販売本数は、2,087,005本(発売日から2020年12月2日まで)というから驚きです。

 さっそく、吉益がアドベンチャーモードにチャレンジします。

左太ももに見える青いものが、ジョイコンとレッグバンド

 『リングフィットアドベンチャー』の特徴が、輪っか状のリングコンと、太もものレッグバンドです。
 リングコンは、押し縮めたり、引き伸ばしたりすることで、さまざまな筋肉トレーニングを実現します。また、レッグバンドは左太ももにセットすることで、走る動き(腿上げの動き)を感知します。

 『リングフィットアドベンチャー』では、複数のゲームモードがあります。

 アドベンチャーモードとは、フィットネス版のロールプレイングゲームのようなもの。
 大ボス:ドラゴを倒すため、プレイヤーはゲームの世界内を移動しながら、遭遇した敵をさまざまな筋トレで倒していきます。

 ゲーム内で移動する際には、その場で腿上げランニングを強いられます。
 これが、意外とキツいんですよ...

 東京営業所一番の若手である吉益は、キツいとは言いながらも、しっかりと魔物を倒していきます。

 アドベンチャーモードでは、全身をくまなく鍛えるミニゲーム(要は筋トレです)を繰り返し、敵を倒していきます。
 特に吉益が苦しんでいたのがプランクです。プランクは、腹斜筋や腹直筋、腹横筋といった体幹を支える筋肉に効くトレーニング。日常生活では、鍛えにくい部位でもあるので、吉益もきつかったのでしょう。

 次いで、挑戦したのがが、お手軽モードです。
 これは、行いたい筋トレだけを単発で行うことができるモード。

 一同は、ミニゲームのパラシュートにチャレンジします。
 これは、パラシュートに見立てたリングコンを広げながら、傾きを調整してゲーム画面内のターゲットをくぐり続けるミニゲームです。

 普段、あまり使うことのない二の腕(上腕三頭筋)を猛烈にいじめる筋トレ。まあ、これがキツいんですよ...

 ミニゲーム「パラシュート」で、もっとも良いスコアを叩き出したのが、太田:2850点。
 これはスゴイです!
 以下、遠藤:2000点、吉益:1950点、中崎:800点、若林:550点と続きます。

 これまで、運動センスを見せつけていた若林。筋トレ系は苦手なのか?、と思いきや...。
 続いて行った、ミニゲーム「モグラたたき」では、最高点の10500点をマークします。

 ミニゲーム「モグラたたき」は、円環状に設置された穴から顔を覗かせる、モグラを叩くもの。リングコンを押し引きし続けるので、ミニゲーム「パラシュート」で追い込んだ上腕三頭筋に加え、腕の力こぶの部分(上腕二頭筋)にも、強烈な負荷を与えます。

 

 

 『リングフィットアドベンチャー』は、とても良くできたフィットネスゲームです。

 全身をまんべんなく鍛えることが可能なアドベンチャーモードに加え、「スキマ時間などにちょっとだけ運動をしたい」、もしくは「ある部位だけを集中して筋トレしたい」といったニーズに応えられるお手軽モードも備え、幅広いニーズに答えることができるようになっています。

 また、本記事では紹介しませんでしたが、ジョギングモード(ジョギングだけを楽しむことができる)や、リズムゲームモード、また自分の好みにあわせたミニゲームなどを組み合わせ、自分だけのトレーニングメニューを構築できるカスタムモードも存在します。

 ゲームの前後で紹介される、運動や食事などに関するミニコンテンツも良くできています。
 このスキのないつくりは、さすが任天堂、といったところでしょうか。

 

 さて、今回は自宅でも手軽に運動が楽しめるフィットネスゲームを2本ご紹介しました。
 ゲーム機器も進化し、今はこのように、しっかりと運動を行うことができるゲームも登場しています。

 運動不足に悩みつつも、スポーツジムに通ったり、ランニングをするのは億劫に感じる、という方々にとっては、気軽に始められるのが、こういったフィットネスゲームの良いところです。

 もちろん、しっかりと行えば、ダイエット、体力効果にも効果てきめんです。

 もし、まだフィットネスゲームを楽しんだことがない方がいらっしゃったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 楽しいですよ!

 

参考



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