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欧州連合(EU)における包装資材およびそれに伴う廃棄物管理の法的枠組みは、歴史的な転換点を迎えています。
2025年2月11日に正式に発効した「包装及び包装廃棄物規則(PPWR:Packaging and Packaging Waste Regulation (EU) 2025/40)」は、2026年以降、段階的に義務化が始まります。
PPWRの特徴は、「規則(Regulation)」であることです。
従来の「包装及び包装廃棄物指令(PPWD:Directive 94/62/EC)」は「指令(Directive)」でしたが、「規制」であるPPWRは、より強い強制力を持ち、EUに輸出する、すべての企業が直接遵守しなければならない点が大きな特徴です。
食品・化粧品・家電・飲料など、包装を伴うあらゆる製品が対象となるため、もちろん日本企業にも大きな影響があります。
PPWRが求められた背景には、深刻化するゴミ問題と従来の法制度の限界があります。
理由は大きく以下の3点に分けられます。
PPWRは、EU圏内で商品を販売するすべての企業が守らなければなりません。当然、日本企業も対応を求められます。
なにせ2030年までにすべての包装をリサイクル可能な「完全循環型」を実現するわけですから、早急な準備と対策が必要となります。
PPWRに対する関心の高まりから、弊社(株式会社和泉)に対してもお問い合わせが増えています。
皆さまからよく頂くお問い合わせとその回答をご紹介しましょう。
特に多いのが、PPWR第5条に該当する「包装材に含まれる鉛・カドミウム・水銀・六価クロムの合計濃度が100mg/kgを超えていないか?」についてです。
弊社では以下を実施し、先の有害物質が、弊社製品に含まれていないことを確認しています。
※付記
PPWR第5条「包装材に含まれる物質に関する要件(Requirements for substances in packaging)」では、他にも「PFAS(有機フッ素化合物)について、一定の基準値を超えるPFASが含まれる「食品接触包装」は市場に上市させてはいけない」という規定があることを付記しておきます。
弊社製品は、以下を満たすリサイクル可能な包装材であり、PPWRにおける要求を満たしています。
PPWRの施行により、これからの包装材選択には「リサイクル可能であること」や「再生材の活用」が当たり前のように求められるようになります。
弊社の気泡緩衝材エアセルマットは、ポリエチレンを原料としたリサイクル可能な包装材であり、有害物質の管理基準もクリアしているため、これからの厳しいEU規則にも柔軟に対応可能です。
「2030年という大きな転換期を、ビジネスの停滞ではなく『新たなビジネスチャンス』へと変えるために」──弊社はこれからも最新情報の収集と徹底した品質管理を欠かさず、EUでビジネスを行うお客さまの頼れるパートナーとして、サポートに努めてまいります。
包装に関するお悩みやご質問がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。