名古屋城エリアが変わる!紅葉の名所・名城公園とIGアリーナ、そして未来の姿

 当社(株式会社和泉)本社のすぐ近くにある憩いのスポット「名城公園」。 先日、散策してきました。
 ここ数日の寒暖差で一気に色づいた、最新の紅葉の様子をご覧ください。 抜けるような秋晴れの青と、鮮やかな赤や黄色のコントラスト。仕事の合間の散歩でしたが、とても良いリフレッシュになりました。

 しかし、今年の秋は「紅葉が綺麗」というだけではありません。 名古屋城のお膝元であるこのエリアが今、劇的な変化を遂げているのをご存知でしょうか?

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2025年7月開業「IGアリーナ」がもたらした熱気

 もっとも大きな変化は、この夏オープンした「IGアリーナ(愛知国際アリーナ)」の誕生です。 「アジアNo.1のアリーナ」を目指して作られたこの施設は、大相撲名古屋場所の新たな舞台として、また国内外のビッグアーティストによるコンサート会場として、連日多くの人で賑わっています。

 新たにIGアリーナというエンターテインメントの拠点が生まれたことで、街のエネルギーが変わりつつあります。

 

 人の増加に対応するように、インフラ面も進化しています。 地下鉄名城公園駅はリニューアルされ、アリーナや公園側へ直結する新しい地下道が開通しました。
 これまでイベント開催時には歩道や横断歩道が混雑することもありましたが、この動線整備によって、安全かつスムーズに移動できるようになりました。 ベビーカーを利用される方や、ご年配の方にとっても嬉しい変化です。

「新旧交代」で進む、これからの名城エリア

 このエリアの進化はこれで終わりではありません。

 IGアリーナが完成したことで、これまで名古屋城の内側(二の丸エリア)にあった「旧・愛知県体育館」は、2026年3月に役目を終えます。旧体育館が解体されますが、その跡地の活用計画は、現時点では決まっていません。旧体育館は本丸東二之門があった場所ですので、解体後は埋蔵文化財の発掘調査が数年をかけて行われるでしょう。

 また、2026年2月から名古屋駅と栄エリアを結ぶ次世代交通システム「SRT(Smart Roadway Transit)」が開始されます。同年10月に予定されているアジアパラ競技大会の開催時には、SRTを名古屋城エリアまで延伸する計画も控えていますので、実現すればアクセスの利便性はさらに向上しますね。

 

 最新鋭のアリーナで熱狂し、整備されていく歴史遺産で往時を偲ぶ。
 当社本社へお立ち寄りの際には、「観光」と「エンタメ」が融合し、過去と未来が交差する新しい名城公園エリアへ、ぜひ足を運んでみてください。

※写真撮影 太田基一

名城公園の紅葉

参考および出典



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