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「気泡緩衝材は透明なもの」──一般的には、広くこのように認識されていることでしょう。
気泡緩衝材には色付きの製品もありますが、無色透明な製品が多いですから。
ただし、その透明度には、メーカーによって若干違いがあります。
かくいう当社和泉のエアセルマットでは、透明度の高さにこだわりを持っています。
実際のところ、どれくらい他社製品と比べて透明度が高いのか、透明度を測定してみました。
和泉の気泡緩衝材エアセルマットは、透明度が高いことをアピールポイントにしています。
ではそもそもなぜ、透明度が高いことが求められるのでしょうか?
和泉では、以下のような理由から「透明度の高い」エアセルマットをご採用いただいた事例があります。
ただし、梱包する製品によっては透明度が高くない方が良いケースもあります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
物質の「曇り度合い」を数値で表した指標としてヘイズ値があります。
ヘイズ値は、主にプラスチックフィルム、ガラス、液晶ディスプレイのパネルといった透明な材料の評価に用いられるもので、値が小さいほど透明度が高いことを示します。簡単に言うと、光がサンプルを通過する際に、どれだけ光が散乱して「ぼやけて見えるか」を示すのがヘイズ値です。
なお、JIS規格(JIS K 7136)では、「全光線透過率に占める拡散透過率の割合」と定義されています。
他社製の気泡緩衝材を購入し、ヘイズ値を測定してみました。
ヘイズ値の測定には、以下にあるヘイズコンピューター(スガ試験機株式会社製 HGM-2DP)を使用しています。
測定回数 | テスト品A | テスト品B | 和泉 ZU-100 |
1 | 46.4 | 50.7 | 20.4 |
2 | 47.4 | 48.8 | 19.4 |
3 | 46.9 | 46.6 | 19.4 |
4 | 47.8 | 49.3 | 18.5 |
5 | 46.7 | 51.4 | 19.4 |
6 | 47.1 | 50.2 | 20.2 |
平均値 | 47.1 | 49.5 |
期待通り、エアセルマットの透明度が高いことが測定できました。
梱包材の透明度が高いことは、見た目の美しさだけではなく、流通加工時、出荷時、あるいは荷受時など、さまざまなシーンでメリットをもたらします。
透明度が高い気泡緩衝材エアセルマットに興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。